はじめまして、みなさん
このサイトを訪れてくださりありがとうございます。
ところで、ここを訪れるきっかけは何だったでしょうか。
- Googleなどの検索エンジンでしょうか?
- 直接お会いした方にお渡しした名刺のQRコードでしょうか?
- それとも誰かからの紹介、もしくは送られたリンクからでしょうか。
何はともあれ、ありがとうございます。
このサイトは主に、「朴葉の研究の話」や「森のこと」についてお話する場所です。
芽吹きは単なる始まりではない。それは、限りなき可能性の示唆である。
僕について
大学の6年間を通して森林を勉強してきました。
50年以上も先のことを考える営みに、自然と「持続可能性」という言葉を常に考えさせられるようになっていました。
そして、昨年はスウェーデンに1年間留学をし、持続可能性について学んできました。
スウェーデンの森では、「allemansrätten(自然享受権)」に心を奪われました。
誰もが森を歩き、ベリーを摘み、キャンプを張る権利。それは単なる法律ではなく、自然と人間が対等に向き合う哲学でした。
さらに、そこを楽しむ人同士が互いに距離を保ちながらも、互いのものを共有し合う姿勢。
かつての人々が本来の意味で支え合う時代の名残良さを感じさせてくれました。
スウェーデンの大学近くの風景。彼らは国旗が好き
そして今年、僕は飛騨の町で全く違う森の文化と出会いました。ホオノキ——この大きな葉っぱが、寿司を包み、味噌を焼く皿となり、人々の暮らしに溶け込んでいます。おばあちゃんたちが朴葉を使うときは真剣で、まるで森と対話しているようでした。「ここの葉は香りがええ」「今の時期が厚みがちょうどええ」。何百年も続く知恵が、彼女たちの目と指に宿っています。
そして、その五感を使った知恵をデータと数値を使って記録に残します。それが今の僕の役目。
次の世代にまで朴葉の文化を残していくために、今僕がなにができるのか。日々模索するばかりです。
朴葉味噌とふきのとう
来年から始まる東京生活は、正直言って複雑な気持ちです。大手町の高層ビル群を見上げながら、果たして自分が大学を通して学んできたことが資本主義の世界にどこまで通用するのでしょうか? コンクリートジャングルの東京で、スウェーデンの森と湖や、鴨川が、飛騨の山々が恋しくなるに違いありません。
でも、きっと東京だからこそ見える景色があるはず。街路樹一本一本にも、皇居の緑にも、高尾山の木々にも、そして何より1000万人それぞれの人々の心の奥底にも。
日本の原風景。東京のビル街でも、田舎の風景を忘れたくない
スーツを着て電車に揺られる日々が始まっても、心には緑を植え付けよう。スウェーデンで学んだサステナビリティの考え方と、飛騨での地方の暮らし、京都の学生生活。そのどれもが糧となって唯一無二の僕を形成していきます。
大手町の皆さん、人形町近くに住む皆さん、よろしくお願いいします。お手柔らかに。
森の良さを知りつつも、資本主義に一歩足を踏み入れようとするちょっと変わった人間がやってきます。
連絡先はこちらになります
どれでも気軽にフォロー、連絡してください。
- Email: mail2nankachigauwa.com
- GitHub: @nankachigauwa - ソースコード・プロジェクト
- Instagram: @nankachigauwa - 日々の暮らし、連絡用
質問やフィードバックがありましたら、お気軽にご連絡ください。
飛騨の高野、岡田さんの森。静かな場所で、時がゆっくりと過ぎる。
このサイトについての裏側
少し気になる方にはこのサイトの裏側の話をします。
このサイトは今までの自分のウェブサイトの更新の面倒さに耐えきれなくなったため、最近話題のClaude Codeを使ってほとんどPromptのみで作ったサイトになります。Claude Codeを知らない方に説明すると、簡単にプロンプト(命令文)一つで生成できてしまうAIエンジニアみたいなサービスのことです。
どうして、note.comやInstagramなどでもブログのように自分の思いを綴ったり共有したりすることができるサービスはあるのに、こうした自分でのホストにこだわるのでしょうか?
一番の理由は、安心できること、そしてデザインを自由に作れること、です。
自分が訪れていて安心できるサイト、広告がなかったり、トラッキングがなかったり、そしてダークモードで読めるサイト。そういったものが世の中に広がってほしいという思いが根底にあるからです。
少し小難しい話となりましたが、このサイトは、今後の私は修士論文の執筆や仕事に追われる日々となることから、最新の技術についていける余裕はないだろうとのことで、今のうちからメンテナンスの面倒さを極限まで下げることを目的に作ったものです。
自分が得た知見や、体験を少しでも多くの人と共有できるように、少しでも長い時間ネットの記録に残って誰かの役に立てるように、そういった思いで書き綴って行ければと思います。
長年憧れた東林院(京都)のナツツバキ。変わりゆく世界での、刹那
技術仕様
このサイトは以下の技術で構築されています:
- 静的サイトジェネレーター: Node.js製のカスタムビルドシステム
- マークアップ: Markdown → HTML変換(marked.js使用)
- スタイリング: TailwindCSS
- ホスティング: Cloudflare Pages
- アナリティクス: Cloudflare Web Analytics
- コーディング: Claude Code
自分でも驚くほどにコーディングの知識もほとんど使わずにClaude Codeで作れてしまうことに、ただただ驚くばかりです。
近い内にほとんどの新卒採用が必要なくなり、エンジニアの世界ではそれが顕著に現れる、なんていうことの衝撃を実感するばかりでした。
特徴
- 📱 レスポンシブデザイン - モバイルファーストで設計。やはり8割以上の人がモバイルでサイトを訪れます。とくに年輩の方が見る場合はAndroidのスマホ対応が必須に感じます。
- 🌙 ダークモード対応 - システム設定に連動、手動切り替えも可能。これはすべてのウェブサイトが対応してほしいと願っています。
- 🏷️ タグ機能 - 記事をタグでフィルタリング可能。
- ⚡ 高速表示 - 最適化されたCSS・画像・静的ファイル配信。高速であればあるほどうれしいはずです。ストレスフリーに近づけるよう日々努力します
- 🔍 SEO対応 - sitemap.xml自動生成、OGP対応。SEOガチ勢ではありませんが、できる限り上位に表示されるようにがんばります。
開発方針
- 5年間メンテナンスフリー - 安定したライブラリのみ使用
- 最小限の依存関係 - 7つのnpmパッケージのみ
- シンプルな構成 - フレームワークに依存しない設計
- 最新のWebフレームワークを使わない - 変遷の激しい技術への白旗
コラム
もともとこのサイトのドメインは <www.nankachigauwa.com> もしくは <swe.nankachigauwa.com> でした。その2つのサイトのメンテナンスの効率性を上げるべくして、2025/07/15に両者のサイトはこの <note.nankachigauwa.com> にリダイレクトされるように変更されました。
以前までと変わらずにブックマークなども自動で新しいリンクに移動できるようになっておりますが、今後もよろしくお願いいします。
おわりに
このページで少しは僕とこのサイトについて知っていただけたでしょうか。
これからも、今やっている研究のことや、自分の興味のあることなどを紹介していければと思います。
気になった方は、僕が書いた記事を見てみる とうれしいです。
高きを仰ぐ。歩いてでしか行けない場所がある